日々の歩み

2005年12月2日
目上の飛行機様

 街で聞いた面白いアナウンスの話、ときどき耳にします。
 今朝も、新聞コラムに載っていたネタですが、
 地下鉄の「水道橋」駅に到着するとき、間違えて「次は、お茶の水~」と、さらにその次の駅名アナウンスしてしまった車掌さん、本当にお茶の水につくときには「次もお茶の水~」と言った、という話。
 これは結構有名な話だと思ってたので、改めてコラムになっていて、逆にびっくり、でした。
 あと、私が学生の頃、山手線に東北弁の車掌さんがいて、「次は、新宿~」というのを「次は、スンズク~」というのが、妙に可愛かったり、なんてのもありました。
 さて、私は、ここ何年来、飛行機に乗って出張に行っていますが、先日乗った飛行機では、アナウンスをするスチュワーデスさん(最近は、フライト・アテンダント、と呼ぶのかな?)が、飛行機が着地する前にシートベルトなどの注意を促すアナウンスで、なんと「飛行機がお降りになりますので」とアナウンスしたので、ぶっ飛んでしまいました(笑)。
 しかし、その直後に、その同じ女性による英語バージョンのアナウンスが流れたのですが・・・流暢、というよりも、完全にネイティブの発音でした。
 きっと、日本語の方が不得意な方だったのね・・・。と、妙に納得。
 アナウンスでもそうですが、日本語では、やはり敬語は非常に難しいもの。私も、自分でしゃべったあと「あれっ?」と思い直すときが良くあります。
 私がときどき引っかかるのは、裁判所のやりとりなどで、たとえば、裁判官が何かをいったときに、それを受けて弁護士が「・・・と申しますと?」と聞き返したりするやつ。意外に多く耳にします。
 目上の相手が言っていることを受けるのだから、「・・・とおっしゃいますと?」ではないか、と思っているのですが、気にしている自分が、ついつられて、思わず「と申しますと?」とこの間、やってしまいました。あら~・・・・。

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