日々の歩み

2017年1月10日
ルール適用の途中

エスカレーターで、歩く人の通路として空けるのは、
関東は右、
関西は左、
だというのは有名な話だと思います。
私が以前、関西から久々に関東に戻ったとき、最初は違和感がありました。
東京オリンピックに向けて、これを統一しよう、という話も聞いたりして。
ても、混雑時の上りエスカレーターは二列で、歩かず使用したい。
交通機関もそれを励行しているし、表示はあるのですが、実際に後ろから人が続いていると、一人では立ちづらく、ゆるゆると歩いてしまう。
最近、六本木駅で、ホームの上りエスカレーターのてっぺんで、係の人が、
「エスカレーターは二列で使用してください! 歩く方は階段をご利用ください!」

と声かけをしていました。
これだとすんなり二列で利用できそう…
新しいルール適用の途中は、周知徹底、キャンペーンも必要ですが、
こんな声かけがあることで、
「駅員さんも、こう言っている」
という「人のせい」……もとい、
「わかりやすいお墨付き」
があるため、従いやすくて浸透しやすいでしょうね。

昔、トイレでのフォーク並び(と今でも言うのかな?)が一般に浸透するまで、も、そういえばそんな感じでした
皆が従わなければならない法律、ではなくて、こうしようよ、というルール、であるので、共感を得るために時間がかかるんですね。
東京オリンピックのころには、混雑時のエスカレーターは二列とも立っている人で埋まっている、
ということになっているかも?

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