日々の歩み

2006年1月15日
ものまねを見て考えた

 テレビでは、定期的(季節の変わり目?)に「ものまね」番組などをやっています。
 ほとんど見たことがなかったのですが、先日、そういうテレビにも出演している「ものまねタレント」が多数出演するライブハウスに足を運びました。
 ふと思いついて飛び込みで見に行ったところ、席は超満員! いろいろな歌手のものまねをするタレントが次々に登場して(矢沢永吉、サザンオールスターズ、氷川きよし、アース・ウィンド・アンド・ファイヤー、他たくさん)かなり笑えました。
 特におかしかったのが、アニメの映像を流しながら、1人で、登場人物全部のアフレコをやってしまう芸。「ちびまるこちゃん」「あしたのジョー」「ルパン三世」を、全部1人でやってました。
 さて、そんな中で、ホイットニー・ヒューストンの物まねをした人がいたのですが、この人の歌が、素晴らしく上手かったのです。拍手喝采でした。
 その人を見ていてふと思ったこと。 
 普通、物まねに対する拍手は、だいたい、「物まねが似ていること自体に対する拍手」だったり、「物まねの見せ方自体が面白いギャグに対する拍手」のどちらかなんだと思うのです。
 ところが、その人については、私を含め、「歌があまりに上手いことに対する拍手。」だったような感じ。
 ホイットニー・ヒューストンに似ているか、といわれると「うーん・・・」という感じだし、歌い方にしても、非常に真面目だったので、そう思ったのかもしれません。
 とすると、この人は、今後、どういう方向性でこのライブハウスに登場してくるのかしら・・・と、とても興味深く思ってしまったのでした。
 もちろん、他にやったネタは、とても似ているのもあって、それは純粋に物まねとして楽しめましたけれど。
 なんて理屈っぽいことを考えながら見るもんじゃないですよね、きっと(汗)。

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