- 2010年1月25日
- ドッグラン@代々木公園
2010年になり、すでに1ヵ月が経過しました。
12分の1と考えると…今年もまたあっと言う間の1年が予想されます。
2010年になり、我が家は新しく家族を迎えました。といっても犬なのですが…。
こんな感じの犬です。
白くて、柴犬を一回り二周り大きくした感じ。ソフトバンクの「お父さん犬」に似ています。
事務所の近所のソフトバンクの前を散歩していると、お店のお姉さんが「お父さんにソックリですね!!」と、わざわざ店内のおとうさん犬の置物を玄関の外まで出してくれて、写真を撮らせてくれました。
この犬は、「プンサン犬(豊山犬)」という種類で、原産は北朝鮮。
2000年に金大中と金正日が南北首脳会談を行なった際、韓国から北朝鮮には珍島犬(チンド犬)が、北朝鮮から韓国にはこのプンサン犬がそれぞれ贈られました。
我が家にやってきたのは、韓国に贈られた犬を繁殖させた子孫にあたります。
日本では、引田天功さんが金正日から贈られたので有名なんだとか。
日本国内に入国させるのに、非常に検疫が厳しく、3ヶ月のときに入手したのに、ずっと韓国から出られず、すっかり成長して、9ヶ月、すっかり身体は大きくなっていました。
さて、この犬、家では非常に甘えん坊なのに、外出先では人に愛想も振りまかない硬派な性格(ちなみにメス)、しかも臆病で、初めて会った人を非常に警戒する犬でもあります。
そのため、社会性を身につけさせようと、せっせと代々木公園のドッグランに通っています。
代々木公園のドッグランは、登録すれば無料で利用できるし、非常にいろいろな犬種に会うこともできて、見ているだけでも楽しめます。
そのような中で、いつも黒いラブラドール・レトリーバー(非常にしつけが行き届いている)を連れてきている女性がいて、その方が、うちの犬に毎回声をかけてくれるのです。
その女性が、怖がりの犬に近づくやり方なのですが、しゃがんで、犬に背中を向け、後ろ手の体制で、手だけを犬の方に出すのです。
こうすると、犬は脅えることなく、手に鼻を近づけてクンクンやり始めます。
犬が少し慣れたところを見計らって、少しずつ身体の正面を犬の方に向け、犬の頭や身体をなで始めるのです。
そうすると、犬は全く脅えず、いつの間にか慣れている、という感じ。うちの犬も、この女性にはすんなりとなつき、最近では、いろいろな人に触られてもだんだん大丈夫になってきました。
この方の犬への接し方には、本当に感心してしまいました!
大きい犬の飼い主さんは、特にしつけができないと犬を飼えないので、非常にしつけに気を遣っている方が多いように思います。
我が家も、しばらくは代々木公園のドッグランで、犬の社会性以前に、飼い主の器量を高めねば、と、真剣に取り組んでいます(笑)。
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