日々の歩み

2007年9月21日
レーシックで視界良好

 最近、視力回復手術レーシックを受けました。
 成人するまで、視力の良さ(両眼共に2.0)と虫歯がないことが自慢だったのですが、社会人になってから、ついついテレビゲームに集中してしまった時期があり、一気に視力は0.1近くにまで落ちてしまっていたのでした。
 そのまま、眼鏡とコンタクトレンズ生活に突入して、早15年以上。
 ところが、ふと目にしたレーシック手術の情報を見て、なんとなく気になってあれこれ調べた結果、手術を受けることを決意したのです。
 手術を受けて現在1週間ほどたっていますが、視力は両眼で1.5になりました。
 こうして、コンタクトレンズ生活から開放されて約1週間。
 目が良く見えるようになった喜びよりも、最初はコンタクトのわずらわしさのない便利さに喜びを感じていました。
 が、それも1~2日のこと。その便利な生活にすっかり慣れてしまい、もはやそれも当たり前に感じるようになっています。
 人間、楽な方へはいくらでも流れて、しかも慣れるのは早いのです。
 ただ、いいことばかりではありません。
 レーシック手術を受けると、近視がなくなる分、近いものが見づらくなる、すなわち老眼が顕著になる、という副作用があるそう。
 私の場合は、コンタクトをつけているときでも、同じように裸眼のときよりも近くが見づらかったため、いずれにしても老眼になるのであれば、せめて近視だけは治しておこう、という利益を優先して、レーシック手術に踏み切りました。
 結果、やはり近いものは見づらくなりましたが、裸眼で六法も読めますので、まあよしとしましょう。今の時点では、良かった、と思っています。
 さて、手術を受ける前に何を調べたか、と言うと、知り合いからの話、ネットで公開されているいろいろなレーシック手術体験談。
 あとは、仕事で遣っているデータベースを使って、レーシック手術のキーワードで検索した裁判例を読んでみたこと。
 この裁判例は、機会があれば、法律の雑談ブログの方でご紹介します。
 こうして受けたレーシック手術ですが、意外と、自分の周囲でも「受けてみたい。」「どういうものか具体的に知りたい。」という方、そして「自分も受けた。」「自分の知り合いも受けた。」という方が多かったことに驚きました。
 特に、最近は手術費用も以前は50万円以上かかっていたものが、10数万円で受けられるようになった、ということで、かなり一般的になってきた様子です。
 この劇的な費用の変化を見て、私がすぐに連想したのは、東京での破産事件の弁護士費用です。
 それこそ10年前くらい以前は、数十万円という弁護士費用があたりまえだったようなのですが、今では10数万円で受任する事務所が非常に増えてきたようです。
 レーシック手術の場合は、非常に機械が発達し、医者の手腕よりも機械に頼る部分が多くなったことが、多くの患者さんを診ることができるようになり、結果、患者一人にかかる経費が安くなった原因なのかな、と思います。
 一方、東京の弁護士事務所の破産事件の弁護士費用廉価化の要因は何か?
 私は、破産申立等の事件はほとんどやらないので、そのような事務所のビジネス・モデルはよくわかりません。
 ただ、想像するに、ある程度事件処理が定型化できることから、弁護士がすべてに関与せず、ある程度事務局やアウトソーシングに頼れる部分が出てきて、多くの事件を比較的短時間で処理できるようになってきた、ということになるのでしょうか?
 やっぱり、なんとなく共通点があるような・・・。
 いずれにしても、視界がクリアなのは素敵なことです。
 かなり強い近視の私の友人などは、自宅にいるときは家が汚い(!)現実を直視したくないので、「わざと眼鏡をかけないのよ。」と言いますが・・・。
 視界がクリアでないのが素敵なこともあるみたいです。

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