北澤香織法律事務所

　昨年の春頃より乗馬を本格的に始めました。
　大分以前に少しだけ習っていたことはあったのですが、そのときにはなぜかあまりはまらずにおりました。
　レッスンはいつも屋内の円形の馬場、そこをグルグル回りながら練習するのです。しかも、馬は乗っている私ではなく、インストラクターの指示を聞いて動いたり止まったり…。
　それがあまり面白くなかったのかもしれません。
　昨年より、たまたま乗馬ができる環境が整ったのですが、夫が釣りをしている間に私もできることを…、と考えて行き始めた乗馬クラブが、何とも自由な感じ。
　そこで、自分で馬を動かせるのが楽しくて、ついつい足しげく通うようになったのでした。
　おかげで、今では馬場だけではなく、外乗でも思い切り馬を走らせることもできるようになり、昨年だけでも長野県への遠征を皮切りに、海外では済州島、ニューカレドニアでも外乗を体験してきました。
　済州島の馬は、もともと元が中国を支配したとき、モンゴル人が戦争のための馬の産地としていたことで、モンゴルの馬と同じような種類。少し小さい「チョランマル」という馬。
　小さいけれど、馬力もスピードもあります。
　ニューカレドニアでは、カウボーイ（ストックマンといいます）と一緒に牛追いをしたり、急な山道をトレッキングしたりしました。

　
　この写真は一番最近行った三浦半島の海辺の外乗。
　「暴れん坊将軍」にチャレンジしたものです！
　馬はみんな我先に行こうとものすごいスピードになるのですが、私は、結構怖がりで慎重派なので、一番後ろから控えめについていっております。
　こうして、馬に乗って自然を味わって、とても自由な感じを経験すると、今度は、きっちりと、馬場馬術の基本的な技術を修得したくなってくるのです。
　今は、最初あれほどイヤだった地味な基本練習、これが無上の楽しみになっているのでした。
　何でも、新しいことを学ぶのは本当に楽しいものです！！