日々の歩み

2006年6月1日
風情のある街、六本木

事務職員のお庭に咲いた薔薇事務職員のお庭に咲いたバラです
 忙しさにかまけて、すっかりさぼっておりました。いろいろと書きたいことはたくさんあったのですが、いざ書こうとすると、忘れてしまうのはなぜでしょう?
 まずは、写真から!
 当事務所の事務職の女性は、自宅でのお庭でのガーデニング(特に薔薇)が趣味。薔薇の苗は欲しいけれど、すでに沢山植わっているので、なかなかスペースがない、という悩みを持っているそうです。
 彼女が、自宅の庭に咲いたいろいろな種類のバラを、カゴにアレンジして持ってきてくれたので、さっそく写真に撮って見ました。
 ちょっと暗くてあまり上手に撮れなかったのですが、実物はもっと綺麗です。
 何より写真では、この香りが伝わらないのが残念!! 打ち合わせ用のテーブルの上に置いているのですが、本当に自然の香水。いい香りです。
 こうしてみると、ガーデニングというのは本当に良い趣味だなあ、とつくづく思うのですが、私は、こうやってひと様があつらえてくれたものをただ楽しむのみ(汗)。
 自分で、丹精して植物を育てたり…というのは、なかなかできません。
 昨年は、ベランダでゴーヤを育てようとチャレンジしたのですが(ゴーヤが大好きだから、家で収穫したのをゴーヤ・チャンプルーにしたかった)、あっと言う間に枯らしてしまいました。
 風情のない話ですね…。
 さて、ここ六本木には、昨年、なぜか「盆栽売り」のおじさんが出没していました。繁華街の道端で、盆栽の屋台を開いているのです。
 この間は、駅前に、「風鈴売り」のおじさんも来ていました。
 六本木も繁華街近くは風情も何もあったものではないですが、あえてそういう場所に出没する「盆栽売り」「風鈴売り」は、もしかしたら、行きかう外国人が「日本的なもの」を求めて、ついお買い物してしまう、というのを狙っているのかもしれません。
 しかし、事務所の裏の方には、どことなくのんびりとした風情のある風景が広がっているのでした。
 事務所の裏には、きちんと舗装されていない、ガタガタの石段があって、その下には白人のおじさんが店主をしているアンティーク・ショップがあります。
 そのお店からは、石段に覆いかぶさるように桜の木が茂っていて、その根元には、店主が置いている火鉢がいくつかあります。金魚とか飼ったらちょうどよさそうな。
 金魚と言えば、先日新聞で、イタリアのある街には、「金魚鉢で金魚を飼ってはいけない。」という法律があるのだという記事を読みました。
 その理由がふるっていて、「金魚鉢のガラスは丸みを帯びているので、金魚は、そのガラス越しに、ゆがんだ世界を見させられることになる。これは動物虐待である。」というもの。
 さすがイタリア!(先日、ドイツ人の知り合いが、「イタリアは、【ヨーロッパの患者】と呼ばれています!」と冗談を飛ばしていたのを思い出しました…。いえ、でも、私はそんなイタリアが大好きなんですが!)。
 最近、思い立って、熱帯魚ショップに出かけて、そこで発見した「ミドリフグ」のかわいらしさに、「事務所で飼いたいな…」と思っていたのですが、水槽はやはり直方体にしてあげないとかわいそうなのかな?

カテゴリー:ブログ