日々の歩み

2006年3月1日
気づいたら4半世紀・・・

 少し前、私が現在プライベートで使用しているメールのプロバイダから、「メール・アドレスを取得して15年が経過しました!」という内容のお知らせをもらいました。
 実際に私がeメールを使い始めたのはそれよりさらにさかのぼる17~8年前くらいのこと。インターネットはなくて、まだ「パソコン通信」の時代でした。
 当時は「電子メール」なんて呼ばれていて、私が友人などに電子メールの便利さ、面白さ伝えようとしても、「何、それ、文通?」とか(確かにそのとおりですが)、「気持ち悪い」と言われてたっけ・・・。
 さらに、当時のパソコン通信といえば、NECのPC-VANか富士通のニフティサーブだったのですが、それぞれのネットワークで取得したメール・アドレスは、それぞれのネットワーク同士でしかやりとりができなかった覚えがあります。
 今となっては、eメールなしの生活など考えられないから、15年まさにひと昔、です。
 さらにテレビでは「CanCam」という雑誌が創刊25周年を迎えた、というCMを、当時のヒットナンバーにのせて流しています。
 この雑誌が創刊されたときには、ちょうど大学生だった私は、この雑誌のイベントに参加して、写真を載せてもらったりしたものです。ちなみに、一緒に載った友人は、現在こちらの事務所で事務を担当してくれていたりします。
 自分的には、ほんの昨日(というのは言い過ぎ?)のようなつもりなのに、25年とは!! 25年と言えば、四半世紀! と、CMを見ながらちょっと衝撃を受けていました。
 年をとればとるほど、1年が短くなる、と言いますが、それと同時に「昔」までの距離感も短くなるみたいです。
 そして、今年は、弁護士を始めてから10年、10年といえば、やはり「ひと昔」というくらい。
 なのに、何年経っても、「つい、先日、弁護士になったばかり。」という気がしてしまうのです。
 そういえば、司法修習生をしていた頃、お世話になった弁護士の方から「10年も弁護士をやると、同じようなことが多くて結構飽きるもんだよ。」と言われたことがありました。
 でも、実際10年やってみると、まだまだ知らないことがいっぱい、新しいこともいっぱい。弁護士になって初めて知ることはたくさんあります。
 実際、とても飽きる暇などなさそうです(@@)。

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