日々の歩み

2005年8月15日
バニーガールの相談

バニーガールがいる店で飲んだことがあった(もちろん、私の趣味じゃないけれど、学生時代のつきあいで・・・)。
 そんなとき、バニーちゃんから、「私、ある地位ある人の愛人やってるんだけど・・・別れようって言われたのね。自分勝手で頭に来るから慰謝料請求したいんだけど。できます~?」という相談をされた。

 このバニーちゃん、スタイルはばっちりだし、なかなか美人。

 でも、当たり前みたいに慰謝料慰謝料と口にするので、違和感を感じた私が、「ちなみに、その人って、結婚してるんだよね~。」と言うと、「そう。奥さんとは冷え切ってるとか言って、だから私とつきあってたのにさ。新しい愛人ができたみたいなんだよねえ。超ムカツク~。」なんだそう。

  おお。愛人2人と正妻の四角関係!! 本当にあるんだねえ・・・・、と感心しながらも、「愛人が慰謝料ってのは、普通請求できないと思うんだけどなあ。まあ、手切金的な意味合いで、ちょっとお願いくらいしてみたら?」と、やんわり諭したつもりが、「そっかぁ、手切れ金かあ。たくさん請求できる?」ときた。
 私が「でもね、奥さんに慰謝料請求されてもおかしくないんだから、あんまり欲張ったこと言わない方が良いんじゃないの?」と言うと、しらけてどっかへ行ってしまった。

 どういう答えを期待していたのか、と後から考えるに、

 たとえば「そういう男は、同じ事を繰り返して、女をたくさん泣かすんだから、少し痛い目にあわせなくちゃね。」とか?

 「新しいお金持ちの彼氏をさがした方が良いよ。」っていうのが一番建設的な意見だったのかも? などなど。

 そういえば、「今までのこと、全部奥さんに話してやる! 新しい女のことも洗いざらいよッ!!」って、女性に言われた、って相談してきたりした男性もいたっけ。

 どちらの立場に立っても「そうよねっ! がんばれ!」と肩をたたいて励ましにくいところが痛いなあ。

カテゴリー:弁護士・法律の話