日々の歩み

2015年11月12日
人生初!の料理教室@トレフミヤモト

 のっけから言い訳になりますが、周囲に美味しい料理を作ってくれる人がいると、つい、「食べる人」にばかりになってしまうものです。
普段より、釣った魚をさばいて調理してくれて、お料理に関心の高い家人に、
「フレンチの料理教室に行ってみたら?」
と水を向けると、
「俺一人で行けってか?」
というリアクションだったため、料理音痴の私も一緒に、生まれて初めての料理教室、しかもフレンチ! に参加してきました。
お店は、私の事務所の入っているビルの1階の名店フレンチ、トレフミヤモトさんです。

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私も何度か食事に行ったことがありますが、ご主人のシェフのお料理を、マダムが、楽しいおしゃべりで紹介しながらサーブしてくれて、連れて行った方はみんなファンになる、楽しくて美味しいお店です。
午前中は、シェフとマダムと一緒に、築地の場内市場へ買い出し。シェフ行きつけのお店も教えてもらえます。
そして、お店に戻って厨房でお料理開始!
前菜とメインを1品ずつ作っていきます。
本日の料理メニューは、
前菜が、きのことじゃがいもの温かいテリーヌブルーチーズソース。

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メインが、鱈のロースト マッシュルームのカプチーノ仕立て。

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厨房の鍋はズッシリとした銅製のものが並ひ、
調理の調理の手順を丁寧に実演をしながら、とても真剣に教えてくれるシェフ。

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そして、説明を聞いては、レシピにメモをとりつつ、食材を切ったり、盛り付けたり、少しだけですが調理(のお手伝い)に参加している私です。
必死な表情で、メモをとったり、マッシュルームを切ってたり奮闘している三角巾姿の私の後ろには、厨房にあっても、エレガントな佇まいて、みんなの様子を見守るマダム。

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テリーヌは、オーブンで仕上げるのですが、金串を刺し、それを唇の下に当てて温度を測り、出来具合を確認するのです。

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こうして、きれいに盛りつけて一品ずつテーブルに並べ、待ちに待った試食タイム

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シェフとマダムの楽しいお話を聞きながら、参加者のみなさんとテーブルを囲んで、白ワインで乾杯です。
自家製のパンと一緒に食べる料理は、本当に美味しい!

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締めはシェフお手製のデザートも。
フレンチは、一つ一つの料理に、丁寧に手がかけられていて、実際にその過程を目にしているので、余計にありがたく、美味しさもひとしおなのです。
おそらく自分ではこれを再現することはないのでしょうが、この料理が出来上がるまでの過程を見て、フレンチを身近に感じることができて、これからの楽しみが増えました。
結局、おまけでついていった私は。やはり食べる方が断然好き……!
なのですが、一緒に参加した家人は、大変刺激を受けたようで、しかも銅の鍋を始めとする道具類に、ひとかたならぬ興味を示していました(どこで買えるんですか? という質問を連発していた……)
道具は、今あるものを利用してほしいものです(笑)。