日々の歩み

2014年11月6日
テコンドー・ワールドカップ in ジャマイカ(3)~とことん楽しみました!

 のんびりと月一ペースで更新しているうちに、すでに晩秋を迎えそうですので、このネタの記事は今回で終わりです
  さて、海外遠征のメインの目的は、会議、打合せ、そしてもちろんテコンドーの試合もありますが、毎回、いろいろなお楽しみもあります。
 たとえば開会式や閉会式等は、開催国が趣向を凝らして、その国を象徴する内容のゲストを迎えたり、ショーが行われたりします。
 今までの経験ですと、
カナダのケベックで行われた世界大会のときは、ケベックをホームとする世界的に名高い芸術的なサーカス、「シルク・ドゥ・ソレイユ」のメンバーが、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたり、
ニュージーランドでの開催のときは、マオリの有名な闘い前の儀式、ハカ(ラグビーのオールブラックスが試合前にやるのでも有名)を披露してくれたり、
アルゼンチンの大会ではアルゼンチン・タンゴのショーがあったり。
 また、閉会式や試合後のパーティーは、だいたいクラブ形式のパーティーがあって、若くて血気盛んな世界中の選手たちが、ちょっとだけ羽目をはずして大変な盛り上がりです。
 まして、今回の大会はジャマイカ! ジャマイカといえばレゲエであります♪
 普通、開会式はちょっと厳かな感じになることが多いのですが、今回は開会式からいきなり現地の有名なミュージシャンが登場し、会場を(特に開催国ジャマイカの選手のみならず、スタッフまで)を、興奮のるつぼに陥れます。
 私も、普段、仕事でお会いする方々からははおしとやかにみられるようですが(・・・笑)、若い頃より踊るの大好き、ロックでもJポップでもKポップでもサルサでも踊ってしまうので、ミュージシャンのあおりにつられ・・・。
 ジャマイカの若い選手と一緒に踊っている場面を動画で撮られていました。
踊る日本のおばさん動画
 これは、正確にはレゲエではなくて「レゲトン」だそうです。私の踊りはサルサのようになってますが・・・。どうでしょうか? とても楽しそうでしょう・・・? 仕事にはもちろん真面目に取り組んでいるのですが、楽しむときはとことん楽しむのが、私の信条です。
ちなみに、こちらは私と組手で対戦したイングランドの黒人選手のダンス。なんといいますか・・・全く動きが違いますね。本物感が漂っております。
踊るイングランドのかっこよいシニア女性選手動画
☆☆☆
 さて、あとはせっかく海外に行くので、私のもう一つの趣味、「乗馬」のチャンスを常にうかがっています。
 ジャマイカでも、きちんと乗馬する場所を発見して、ぬかりなく楽しんでまいりました。1時間ほど山道を馬に揺られてトレッキングした後、鞍なしの裸馬にまたがって、そのままザブンとカリブ海へ・・・。
 犬かき、ならぬ馬かきで一生懸命泳ぐ馬は、かなりスピードがあります。
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 山道トレッキングのときに、しきりにガイドの男性が葉っぱをちぎってきては「ほら、これを嗅いでみろ。」と手渡してくれるのです。
 ジャマイカ、と言えばマリファナで有名・・・
のイメージも強く、なんとなく警戒してみたりするのですが、実はミント等のハーブの葉っぱ。「これを嗅ぐと、二日酔いに良いんだ。」「これは頭痛に効くよ。」と、いろいろな葉っぱの効能を説明してくれました。
 ジャマイカでは、ミントを始め、ハーブティーをとても良く飲むのです。結局、マリファナも数あるハーブ(?)の一つと考えられているのかもしれない・・・と思うくらいでした。
☆☆☆
 という感じで、非常にジャマイカをエンジョイしたこの夏でありました。
 最後に、本当にちゃんと試合をやってきたよ、という証拠写真です。
ヘッドギアをつけているので顔が判然としませんが、赤い方が私、審判の後ろに隠れている青い方が、カッコイイダンスを披露していたイングランドの選手です。
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 さて、今回は、ダンスでも組手でもこの選手に負けてしまいましたが、次回はぜひリベンジできるよう、テコンドーもダンスも腕を上げたいものです!!

カテゴリー:テコンドー, 日々の雑記