日々の歩み

2010年2月19日
都心の菜園、卒業?

 本屋さんに行くと世相がわかる、と思い込んで、意味もなく本屋をうろつくのが大好きです(かと言って、本をたくさん読んでいるわけでもないのですけれどね。)
 最近、本屋でやたらに目につくのは「農業を始めよう!」という趣旨の本。
 事務所から一番近い本屋さんでも、以前は投資関係の本がズラリとならんでいた一角を「農業起業」の本が占めています。
 身を持って「食べていくこと」の大変さを誰もが実感しているからこそ、食を支える農に目が向く、というのは方向性として理解できます。
 私も、母親が、まさに「毎日の食料(野菜)を自給するため。美味しければなお、よし!」というコンセプトで始めた実家の菜園に影響を受けて、実家の菜園を手伝ったりするうちに、自宅のベランダでも野菜を栽培することを始めました。
 しかし、マンションのベランダは、本当に笑ってしまうくらい狭いスペース…。身をよじって水遣りをしなければならないほどです!
 以前は、夫がゴーヤ栽培にチャレンジしましたが、野良猫のフン害に遭って、あえなく撤退…。
 本当は実家の庭で土をいじりたいのに、そうそう時間もとれず…、フラストレーションを貯めていたところ、ふと見つけた「屋上の貸し菜園」の情報に魅かれ、昨年から、都心のとある屋上菜園を借りて、数種類の野菜を栽培しはじめました。
 本当に小さいスペースですが、先日、初めてそこの菜園にてブロッコリを収穫(といっても数個…、まさにおままごとです)しました。
saien
 こんな感じで、まさに一坪! ちゃんと寒冷紗などもかけてみました!
 最近は、ドイツの市民農園(クラインガルテン)がよくテレビや雑誌で取り上げられています。
 このような週末菜園は、ロシア(ダーチャ)や、ヨーロッパの国々にはに根付いているそうです。最近では、デンマークの週末菜園(コロニヘーヴ)を日本で実現している大使館の方が、NHKで紹介されていました。
 さて、私のおママゴトのような菜園ですが、このたび、もう少し本格的な広い場所を使ってできる機会が得られそう。
 そのため、今借りている、都心の屋上菜園をどうしようか、更新時期を前に思案中です。
 私が借りたときには、別に待つこともなく、空いているスペースにもぐりこめたのですが、聞けば、今回は数十人も順番待ちをしているとか!!(それを聞くと、あっさりやめてしまうのがもったいない気もするのですが…)。
 ということで、今、妄想しているのは、広い菜園を早く使えるような状態にして、休日に愛犬と一緒に泥んこになって過ごすこと(馬がいればなお良し)、なのでありました。

カテゴリー:ブログ