日々の歩み

2009年8月27日
選挙の思い出(?)

 少し間延びした感じはありますが、衆議院選挙の選挙運動も佳境を迎え、選挙カーが最後のお願いに走り回っています。
 選挙…、と言えば、昔、選挙のお手伝いの仕事をしたことがあるので、その話を…。
 きっかけは、女子大に通っていた頃、国文科のクラスメイトで学生結婚することが決まった子がいて、お相手の大学の方々と、お祝いのパーティーをしたときのこと。
 お相手の大学の学生の何人かが、選挙の手伝いのバイトをしていて、「ウグイス嬢をやってみない?」と声をかけられたのです。
 大学生にしては割の良い日当ももらえるし、友達と3人くらいで声をかけあって、軽い気持ちでウグイス嬢を始めたのでした。
 政党は、今はなくなってしまった新自由クラブ。
 当時は、菅直人さんがまだ若手(!)扱いで、休憩時間中に「市川房江さんとの思い出」を少し自慢気にいろいろ語っていたことなど、思い出します。
 そして、私が、最初で最後のテレビ出演を果たしたのが、「選挙でいいとも!」という選挙特番。
 司会は、タモリと、先日お亡くなりになった頼近美津子さんでした。
 なんでも、各党のウグイス嬢勢ぞろい、みたいなコーナーで、私も、党のウグイス嬢代表で出演したのですが、当時の私は毎週海に通っていて、真っ黒に日焼けしていて、一人だけ確実に浮いていたそう…。
 当時はビデオなどもなかったので、結局、自分がテレビに映った姿は見ることができずじまいでした。
 その後も、選挙が何回かあるたびに声をかけていただいてウグイス嬢をやっていました。
 駅頭演説のときなど、新宿駅の一番いい場所は、今はなき右翼の赤尾敏が陣取っているので、なかなか場所がとれなかったり…。
 朝から晩まで、選挙カーのデッキに立って手を振っていると、排気ガスで顔が真っ黒になってしまうのでした。
 政治家さん方の食事やパーティーにご相伴することも多く、大学生ではありつけないようなご馳走をたくさん食べられたのも、うれしかったなあ…。
 そして、大学も卒業を控えたころ、私は、ある議員さんの秘書の方から、「
秘書にならない?」と声をかけられたのでした。
 私は、議員秘書など考えたこともなく、だいたい何をしたら良いかもわからないので、「秘書って、いったい何をするんでしょう?」と尋ねました。
 すると、その秘書の方、「そうねえ(その秘書さんは女性でした)、議員は、泳ぐのが好きで、よくプールに行くんだけど、そういうときに一緒にプールに行ってもらったり…。」
 「それは秘書の仕事じゃない…」と(心の中で思ったけれど、言いませんでした)、すぐに断りましたけれど。
 その後、弁護士になってから、なぜか「議員に立候補しませんか?」という話があり、「なぜ、私なんでしょうか??」と聞いたら、「女性で弁護士だから。」というお答え。
 もちろん、丁重におことわりしましたが(苦笑)。
 ということで、選挙カーを見ると、確かにうるさいのですけれど、ついつい応援してしまいたくなる気持ちもあるのでした。
 期日前投票も、きちんとすませてきましたしね!

カテゴリー:ブログ