日々の歩み

2007年11月15日
ゴムで鯛を釣る!

4.8キロ、78センチの鯛!
 先日、誕生日を迎えました。
 誕生日祝い?ということで、家族が、鯛釣りの船をチャーターしてくれました。
 
 場所は、東京湾を三浦半島の近くまで、何でも、そのあたりで釣れる鯛は、宮内庁御用達なんだそうです。なので、テーマは「宮内庁御用達の鯛を釣れ!」でした。
 さて、鯛を釣るといえば、やっぱり「エビ」がスタンダードなのですが、私たちが鯛を釣るのに使うのは、「ラバージグ」、通称「鯛ラバ」と言われる、疑似餌なのです。
 特徴は、丸いルアーの後ろに、オレンジ色の、ゴム製のヒラヒラの尻尾がついていること。このヒラヒラが、鯛の好物のエビに見えるらしいのです。
 ということで、「エビで鯛を釣る」と見せかけて、実は「ゴムで鯛を釣る」なので、ちょっと鯛には気の毒なことです。
 さて、私は、釣りは、道具だけはいろいろと持っているものの、セッティングはすべて家族任せ、鯛ラバもその日が初チャレンジでした。
 そして、釣り糸をたらして、ものの5分、突然、私のさおに「ガツン!」とすごい衝撃が!!!
 船長も家族も、心の準備ができておらず、「とにかくバラスな!」「糸にテンションかけて、とにかく巻いて!」という指示に従い、ものすごい力の鯛と格闘し、見事、釣り上げることができました。
 体長78センチ、重さ4.8キロ。なかなかのものです。こんな鯛、お相撲さんの優勝のときくらいしか見たことないでしょう?
 私の出来すぎたビギナーズ・ラックに火のついた夫が、最後に、5.8キロ、体長80センチの鯛を釣り上げ、無事、面目を保ちました。
 めったにできない体験で、本当に良い誕生日でした。
 2匹の鯛のうち、1匹は、ご近所のお友達家族に分けてあげて、おすし屋さんに持っていって半身をプレゼント、残りの半身をさばいてもらい、お友達の奥様が、料理の腕をふるってくれました。
 残りの1匹は、我が家で半分、刺身とカルパッチョ、お吸い物とオリーブオイルで焼き、残りの半分は事務員さん一家で平らげてもらいました。
 釣り船に乗っているときは本当に「修行」なんですが、自然あり、ドラマあり、最後は美味しい食事つき、で、なかなか良い趣味だと思います。

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